鎮魂の色

今日は、朝から雪でした。



ふわりふわりとやわらかい羽をつけた天使が空から舞い降りているようでした。


雪の天使たちが楽しそうに風にのって踊っていたら、眩しい陽の光が拡がって…天使たちはきらきら輝きながらいなくなってしまいました。


外に出て、海を眺めました。


空と海の界は深い深い青色で、吸い込まれるようでした。



白と青と光…


雪の白…波の白…


海の青…空の青…


朝陽の光…夕陽の光…



リアスの海のそばで過ごすようになってから、いつも感じるのは、白と青と光。


それが、私の心をゆっくりとほぐしてゆくのでした。


私にとっての鎮魂の色は、白と青と光…


そして、リアスの海がそばにあるということが、なぜだか理由はわからないけれど、心が穏やかになるのでした。




夕方、一人で半島を走りました。


何処を走っても、海が見えました。


何処を走っても、白と青と光がありました。


あぁ、私は海が好きなのだ…と強く実感したのでした。





私の鎮魂の色がある海が好きなのです…